Minerva人文・社会科学叢書 イエヘッケル・ドロア 足立幸男 ミネルヴァ書房コウキョウ セイサク ケッテイ ノ リロン ドロア,イエヘッケル アダチ,ユキオ 発行年月:2006年08月 ページ数:348, サイズ:全集・双書 ISBN:9784623045815 ドロア,イェヘッケル(Dror,Yehezkel) 1928年イスラエル生まれ。
1955年ハーバード大学にて法学博士号を取得。
1972年ヘブライ大学社会科学部政治科学科教授。
RAND研究員、イスラエル内閣府顧問、同国防省顧問などを歴任。
現在、ヘブライ大学社会科学部政治科学科名誉教授 足立幸男(アダチユキオ) 1947年名古屋市に生まれる。
1970年京都大学法学部卒業。
1975年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。
帝塚山大学教養学部、京都大学教養部助教授を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科教授(公共政策学/政治理論) 木下貴文(キノシタタカフミ) 1977年愛媛県今治市に生まれる。
2004年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程中退。
現在、システムエンジニアとして勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 本書の課題/第2部 公共政策決定を評価するための枠組み/第3部 現代の公共政策決定についての診断的評価/第4部 公共政策決定の最適モデル/第5部 公共政策決定のクオリティ向上のために/第6部 決断ー自らの手で未来を創り出すか、それともこのままズルズルといくか 複雑化する現代社会において、公共政策が作成される現場は分野ごとに細分化され、また各アクターの思惑が激しく対立する。
そうしたなかで、公共政策の全般的なクオリティを高める、実効性のある一般的方法を追及することは可能だろうか。
著者は、「意思決定システム」という観点から、公共政策が形成されるその全貌を把握し、また、改善すべき点を指摘し、変革の提案を行なう。
その準拠点となるのが、組織論・経営科学や社会諸科学の知見を集約して構築される、資源制約のなかで「現実的に理想的な」状態を示す公共政策決定の「最適モデル」である。
政策研究の体系化を目指す著者の先駆的業績は、中心的な理論が不在の政策研究の現状において、ますます重要性を増している。
本 人文・思想・社会 社会科学